皆様こんにちは!
日本の神様といえば、天照大御神ですね!(^^)/
他にもスサノオノミコトとか、学問の神様と呼ばれる菅原道真など、日本には神様として祀られている人物が多いです。
その中でも最高神はアマテラス(天照大御神)で、伊勢神宮の祭神でもあります。
そのアマテラスの元を辿るとなんとイエスキリストに行きつくのです。
日本の文化は大陸から入ってきた影響もあり、宗教においても仏教やキリスト教との交流がありました。
仏教は分かるとしてもキリスト教との関連は実感が湧きづらいかもしれません。
しかし、古代よりキリスト教が入っていたとされる事績があるのです。
今回の記事ではアマテラスとイエスキリストの関連について見ていきたいと思います。
日本の皇祖神、最高神はアマテラスでない
そもそもアマテラスが祭られる前はタカミムスヒと呼ばれる神様が祭られていました。
日本書紀の中でもタカミムスヒは皇祖と呼ばれ、皇祖タカミムスヒと記されています。
神話の国譲りではアマテラスよりも采配をふるう姿が描かれています。
″タカミムスビは『古事記』では影が薄いが、『日本書紀』では皇祖とされ、天孫降臨の場では司令としてアマテラス大神よりも重要な役割についている。『古事記』と異なり中国人が読むことを意識し正史として編まれた『日本書紀』では女系皇祖“森田悌・金田久璋(1996年).田の神まつりの歴史と民俗.pp.35.
— 富山県民話財団 (@toyamakenchou) April 28, 2022
このように古代日本で祭られていた皇祖神は今日のアマテラスではありませんでした。
アマテラスに取って代わったのは実は7世紀後半なのです。
アマテラスに代わったのは天武天皇のとき
古代の日本の皇祖神タカミムスヒ信仰はアマテラス信仰へと代わっていきました。
ここでどのように代わっていったのかプロセスを確認してみましょう!
アマテラスを最初に拝したのは天武天皇。
それまでは伊勢神宮でもタカミムスヒが祭られていたのですが、天武天皇は信仰をアマテラスに変えてしまいます。
それと同時に天武天皇は古事記・日本書紀の編纂を命じています。
天武天皇の死後も編纂は続けられ、8世紀になって皇祖神アマテラスが強調されるようになっていきます。
天武天皇の以降は妻が天皇の位置につき、持統天皇として側近の藤原不比等らとともにアマテラスを中心とした神話を作り上げていきます。
日本の皇祖神は元々アマテラスではなく、タカミムスヒであることが分かりました。
それとイエスキリストとの関連はどこにあるのでしょうか。
次にキリスト教との共通点からタカミムスヒとイエスキリストを見ていきたいと思います。
三位一体と造化三神の共通点
タカミムスヒとイエスキリストの繋がりについて見てきたいと思います。
まず三位一体と造化三神について
三位一体とは、神が「父」と「子」と「聖霊」の3要素からなっていると見ます。
- 父
- 子 ⇒ イエスキリスト
- 聖霊
造化三神とは、古事記において最初に現れた三柱の神様のことです。
- アメノミナカヌシ
- タカミムスヒ
- カミムスヒ
皇祖神タカミムスヒは、造化三神の2番目の神様なんです。
三位一体において「子」はイエスキリストのことを指し、造化三神においてタカミムスヒが対応しており、よく似ているのが分かります。
ここまで似ている背景として3~4世紀に渡来してきた東方キリスト教徒の影響が考えられるのです。
まとめ
以上から
- アマテラス信仰は元は皇祖神タカミムスヒ信仰のことで
- 古事記の造化三神の教えがキリスト教の三位一体の教えが背景にある
とすれば
我々、日本人が信仰しているアマテラスはタカミムスヒで、その正体はイエスキリストということになるのです。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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