はじめに
こんにちは、あらたです。
私たちが神様に祈る時、無意識のうちに「天のお父様」と呼びかけてはいないでしょうか。 キリスト教をはじめとする多くの伝統的な宗教では、長らく「神=男性(父)」として描かれ、女性はどこか「補助的」あるいは「従属的」な存在として扱われてきた歴史があります。
有名な旧約聖書の創世記にも、「まずアダム(男)が土から創られ、その後、アダムの肋骨からエバ(女)が創られた」と記されています。これによって、「男性が基本であり、女性は後から付け足された」という固定観念(古い革袋)が、人類の無意識に深く根付いてしまいました。
しかし、本当にそうなのでしょうか? 今日は、最新の科学(生物学)と、より深い神様の視点から、この歴史的な誤解を解き明かし、私たちが本当に求めている「男女の絶対平等」と「母なる神」の姿についてお話しします。
科学が証明する「宇宙の初期設定」
物理学者の佐治晴夫氏の著書に『女性を宇宙は最初につくった』という大変興味深い本があります。 実はこれ、単なる詩的な表現ではなく、最新の発生学(胎児が育つ仕組み)における紛れもない事実なのです。
お母さんのお腹に命が宿った時、胎児の「初期設定(デフォルト)」は、男の子の遺伝子を持っていても、女の子の遺伝子を持っていても、すべて「女性の形」をしています。 そのまま放っておけば女性になり、妊娠の途中で特別なスイッチ(精巣決定遺伝子)がカチッと入った時だけ、すでに作られ始めていた女性のパーツを崩して「男性の体」に作り変えられるのです。
つまり、宇宙(自然界)が最初に用意した生命のベースは「女性」でした。 アダムの肋骨からエバができたのではなく、生物学的な真実は「まったくの逆」だったのです。
神様の頭の中にあった「先有条件」
この科学的真実は、神様の創造のプロセス(神学)とも見事に一致します。
実は神様が人間をデザインされた時、神様の頭の中(構想)には、まず先に「すべてを産み出し、優しく包み込む女性(母)」の完璧な姿がありました。これを、少し専門的な言葉で「先有条件(前提となる条件)」と呼びます。
男性が先にいて、それに合わせて女性が作られたのではありません。 まず「見えない女性」の完璧なデザインがあり、その女性を愛し、ぴったりと抱きしめ合うための「相対(パートナー)」として、男性の形が後から設計されたのです。
女性という「先有条件」がなければ、男性のあの形は生まれなかった。 この事実を知ると、神様の中に隠されていた「母なる神(女性性)」がいかに重要で、宇宙の根源的な力であるかが分かります。
上下関係のない「絶対平等」の神観へ
では、「女性が先だから、女性の方が偉い」のでしょうか? そうではありません。ここからが、当ブログが最もお伝えしたい「新しい革袋(新しい神観)」の核心です。
男性に先んじて女性の構想がありましたが、結論から言えば、「男性は女性のために、女性は男性のために存在している」ということです。 そこに、上下のヒエラルキーや、水平的な位階差は一切ありません。
女性は、決して男性の「補助者」でも「保護されるだけの対象」でもありません。 神様のもう一つの性質(母性)を代表する、独立した尊い人格者であり、男性を完全にしてあげる存在です。
神様の真の愛を中心として一つになった時、男性と女性は以下の3つの権利を共有します。
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同位権: どちらが上でも下でもない、完全に同じ地位。
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同参権: どこへ行くにも共に歩み、共に参加する権利。
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相続権: 互いのものを、自分のものとして完全に共有する権利。
これこそが、神様が最初から思い描いていた「男女の絶対平等」の姿です。
まとめ:あなたの中の「半身」をリスペクトする
歴史の中で、神様から「母」の姿が隠され、「父」ばかりが強調されてきた結果、人間社会にも男性優位のピラミッドができてしまいました。 しかし、神様は「威厳あるお父さん」であると同時に、「すべてを許し包み込む、温かいお母さん(天の父母様)」でもあります。
男性と女性は、どちらも神様の尊い「半身」です。 男性は、目の前の女性の中に「神様の母性」を見出し、女性は、目の前の男性の中に「神様の父性」を見出して、互いにリスペクトし合うこと。
あなたの家庭の中で、この「絶対平等で水平的な愛」が育まれた時、そこは神様が最も安らげる「温かい家」になります。 今日、ぜひあなたのパートナーや、周りの異性に対して、「私のために存在してくれてありがとう」という温かい眼差しを向けてみてくださいね。


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