三寳印の意味や教えとは何か?徳城寺御住職の説法や御本尊と御真言も!

皆様こんにちは!

愛知県豊川市の「徳城寺」に参拝したときに、住職さんからいただいた三寳印の説法が大変印象深かったので、簡単に紹介してみたいと思います。

三寳印には、お釈迦様の生涯が表れています。

その教えはインドから中国、そして日本へと渡って来たんですね!

三寳印の教えとは何か?

三寳印(さんぼういん)とは、三寳である仏、法、僧の字を表した印のことです。

聖徳太子の十七条の憲法にも、「篤く三寳を敬え」とあり、三寳とは仏法僧と記されています。

仏教を信仰している人にとっても基本的なことのようです。

道元禅師の修証義第3章に三寳について詳しく示されています。

  1. 仏は是れ大師なるが故に帰依す(人はどう生きるかを悟る)
  2. 法は良薬なるが故に帰依す(真理を云う意味)
  3. 僧は勝友なるが故に帰依す(お釈迦さまの教を今に傳える)

「仏」は仏様、「法」は真理、「僧」は仏道を歩み伝える人を表します。

 

御住職の三寳の教え、お釈迦様が悟ったのは?

徳城寺では御朱印を書いてもらうときに、御住職のお話を賜ることができます。

そのときに三寳と、お釈迦様の悟りについて詳しくお話していただけます。

[仏]お釈迦様は4月8日に生まれ、[法]35歳のときに悟りを開きましたが、そのときに美しく輝く明けの明星が見られる時だったといわれています。

そして80歳の2月15日にお亡くなりになり、[僧]弟子たちがお釈迦様の教えを世に傳えていきます。

 

12月8日は太平洋戦争が始まった日と言う方が多いようですが、仏教徒にとっては大変に意義深い重要な日です。

インド地方で生まれたお釈迦様は、29歳より修行に身を投じて難行苦行を重ねていきますが、この世の苦しみから抜け出すことができずに一旦中断し、村娘のスジャータの乳粥の供養を受けて、菩提樹の下で瞑想に耽ります。

12月8日の日の出前の明けの明星を眺め悟りを開いたわけですが、

人は今を大事に生きることが大切

だということを悟ったのだといいます。

 

徳城寺の御本尊や御真言と御朱印について

徳城寺は曹洞宗の寺院で、御本尊は「阿弥陀如来」です。

境内には井戸があり、旅の途中の弘法大師が錫杖で示した場所から湧き水が溢れ、日照りにも涸れることはなかったといった伝説から「錫杖井戸」と呼ばれています。

御朱印は、阿弥陀如来と弘法大師のが用意されています。

御真言は、

  • 阿弥陀如来:オン・アミリタ・テイ・ゼイ・カラ・ウン
  • 弘法大師:オン・アボキャ・ベイロシャノウ・マカボダラ・マニ・ハンドマ・ジンバラ・ハラハリタヤ・ウン

 

 

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